
それは、ズバリ利益計画の策定が出来ていないからです。
利益計画とは何か?
それは一言で言うと、「目標の数値化」です。では、具体的にはどうするのか?利益計画の策定方法は色々ありますが、当事務所ではまず固定費の把握から始めます。
固定費にもいろいろありますが、最初に人件費を決定します。人員は増やすか?昇給はするか?するならいくらか?賞与は何ヶ月出すか?等の意思決定をしていただきます。電気代などの水道光熱費はいくらかかるか?家賃はこのままか?保険は新たに加入するか、止めるか?等々の他の固定費の意思決定もしていただきます。固定費には当然借入金の返済も含まれます。
次には変動比率の設定です。これは得意先別、商品別に設定できます。どの得意先に何の商品を売るかによってその利益率を決定していきます。
最後に売上金額の決定です。つまり販売計画です。当然得意先別、商品別に金額を決定することが出来ますので、各々目標金額を設定していきます。
この金額が全て資金に連動します。
それによって資金キャッシュフローのグラフも出力できます。その結果どこで資金ショートするかが瞬時に解かります。その時点で資金手当てが出来なければ会社は倒産してしまいます。
そこで、再度人件費はこれでよいか?リストラをしなくてはならないか?他の固定費は減らせないか?等々を検討します。
更に利益率の改善はできないか?粗利の高い商品で成長性がある商品はないか?等を見直します。
更にもっとたくさん売れないか?新規の得意先は開拓できないか?等を検討していきます。そしてまた、資金をみます。
その繰り返しが出来ます。全てキャッシュフローに連動しますので、シュミレーションを繰り返し資金の移動を把握することが出来ます。
これをすることにより、会社の現状がはっきりと見えてきます。未来の資金繰りが予想できます。
この販売目標を達成できなければ会社が倒産するかもしれないという現実がはっきりと確認できます。
だから、経営に必死に取り組むようになります。販売目標を必達目標に出来ます。また、予算以上の経費は使わなくなります。
現実をにらんだ厳しい経営が実現できます。企業存続のために是非利益計画を立てることをお勧めします。

会社の現状を認識できます
将来の資金繰りを予測できます
会社が生き残る為に絶対必要な売上と粗利益がわかります
金融機関に対し、説得力のある提案が出来ます
経営環境の変化に素早く対応することが出来ます
経営ビジョンが明確になり社員の士気が高まります
起業・独立開業の夢を実現する指標がわかります

当事務所では、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書が完全連動できるMAP経営ソフトを導入することにより、より精緻な資金繰りシュミレーションや利益計画、事業計画の立案を実現させました。特に資金繰りについては何時資金ショートするかが明確に把握できます。

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