今年も残りわずかとなり、慌ただしい日々を過ごされていることと思います。今年も色々な出来事があったが、先日、日経新聞に恒例のヒット商品番付が発表された。
・東の横綱 大阪・関西万博 開幕前は機運醸成が課題とされたが、徐々に火がつき、一般来場者2557万人が国内外から訪れた。はじめは気持ち悪いと言われていた公式キャラクター「ミャクミャク」も人気を集め、経済効果は3兆円超と試算されている。
・西の横綱 国宝 東の小結 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 ベストセラー作家吉田修一原作で、「フラガール」「悪人」の李相日監督のもとで、吉沢亮、横浜流星という国民的人気俳優が歌舞伎の世界を演じた「国宝」は口コミやSNSで広がり、興行収入は177億円を記録し、今も伸び続けロングヒットになっている。劇場版「鬼滅の刃」無限城編は、全世界興行収入1000億を突破という日本映画史上初の快挙を達成した。
・東の関脇 日経平均5万円 世界的AIブームと積極財政路線である高市総理大臣への期待感から日経平均が初めて5万円を突破した。長い目で見れば株価上昇基調が続くという意見と、日本企業は株価に見合うほどの成長はしていないという意見がある。
・西の関脇 米フレーション 米の店頭価格が高止まりし、消費者は安価な備蓄米に殺到し「令和の米騒動」と言われた。12月に入って若干安くなっているが、銘柄米はまだ4000 円台のようだ。
・西の小結 LABUBU 香港のデザイナーから生まれた中国発の人気キャラクター。「見た目はかわいいけれど少し不気味」という独特なデザインが特徴である。
・前頭 インバウンド4000万人 1~11月の訪日外国人客が3906万人になり、年間で初めて4000万人を超えるのが確実な情勢である。一方11月単月では中国からの旅行客は前年同月比でマイナス1.7%の減となった。中国政府の訪日自粛要請の影響が表れ、今後の訪日客の動向が注目されている。
・前頭 酷暑商戦 今夏は長期間にわたり記録的な猛暑になり消費を左右した。「エアコン・空調設備」清涼飲料水やアイスクリームの包装資材などの「食品関連」スーパーなどで使用される「氷専用コイン」さらには「ファン付きウエア」「タオル」「夏物衣料」「冷却グッズ」「ボディケア製品」などが売り上げを伸ばす一方、飲食店や小売業、卸売業、野外レジャー施設や宿泊業が外出控により売上減になった会社もある。気候変動による需要の変化を見据え、柔軟に商品を変えたり、工夫を凝らした会社が業績を伸ばした。
このヒット商品番付は初めて知るものもあるが、今年の日本の動きが良く解り興味深い。
今年も皆様には大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。