今年も残りあとわずかになりましたが、皆様にとってどのような年でしたでしょうか? 今年最後のトピックになりますので、毎月書いているトピックを改めて振り返ってみます。

1月『純粋であること』は稀勢の里の初優勝を基に純粋であること、愚直であることの大切さを述べました。稀勢の里は続く春場所で見事な逆転優勝を遂げたのですが、その時に負った怪我がもとで休場を繰り返し、窮地に立っています。日馬富士の暴行事件で相撲界は大揺れです。今こそ稀勢の里に活躍してもらい相撲界の暗雲を払ってもらいたいものです。

2月は非上場株式の『株式評価の見直し』について書きましたが、2018年度税制改正で事業承継税制が大幅に拡大され次世代の納税が100%猶予されるようになりました。詳しくは次回以降で取り上げる予定です。

3月には『公示地価』で土地価格が上昇傾向にあることについて、4月には『教育』で森友学園問題に関連して教育基本法の前文を紹介し教育の大切さを書きました。

5月『政府が後押しする会社』では積極的な設備投資、雇用者の増加、高い賃上げ、研究開発等を行う会社は、税制で政府の後押しを受けることができることを取り上げました。今回の税制改正でもその流れは継承されています。

6月は自由な財産管理や遺産相続を可能にする『家族信託』の制度を紹介しました。早速この記事を読まれたお客様から問い合わせがあり家族信託による財産移転を実行しました。

7月『世界の中間層の本音』では予想もしなかった、Brexitやトランプ大統領の勝利がなぜ起こったか?その要因について中里実政府税調会長の講義内容を紹介しました。

8月は105歳で亡くなられた日野原重明医師が言われていた「命とは私たちがもっている時間であり、命があるということは使える時間があるということだと」ということを『使える時間』として紹介しました。

9月『ビットコイン』として仮想通貨の課税関係について説明しました。ビットコインは分裂を繰り返しほぼ一本調子で上昇していましたが、最近は30%以上の下落に転じています。今後どうなっていくのでしょうか?

10月は総選挙の結果を受けて『大義』について書きました。11月は愛媛県、伊予銀が中心となって立ち上げた求人サイト『あのこの愛媛』について紹介しました。相変わらず人手不足は続いています。

このように私がトピックで取り上げた事柄だけでも大きな変化が起こっています。今後も激しい変化の時代が続くことと思いますが、どうか新しい年が皆様にとって実り多い一年になりますよう祈念いたします。来年もよろしくお願いいたします。